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Toto トト/Kanagawa,Japan 2002


Toto トト/Kanagawa,Japan 2002
カバーアルバム『THROUGH THE LOOKING GLASS』を発表し、3年ぶりの来日公演を行った2002年のTOTO。その超極上オリジナル録音が登場です。そんな本作に収められているのは「2002年12月3日:パシフィコ横浜」公演。その極上オーディエンス録音です。本作最大のポイントは17年前とは思えない超絶サウンドにありますが、まずはショウのポジション。今週は同じツアーの大傑作『TOKYO 2002 FINAL NIGHT』も同時リリースとなりますので、日程で確かめてみましょう。 12月3日:パシフィコ横浜 【本作】・12月4日:Zepp Sendai・12月5日:盛岡市民文化ホール・12月7日:月寒グリーンドーム・12月9日:東京国際フォーラム・12月10日:東京国際フォーラム・12月12日:名古屋市公会堂・12月14日:大阪厚生年金会館・12月15日:Zepp Fukuoka ・12月17日:東京国際フォーラム『TOKYO 2002 FINAL NIGHT』 以上、全10公演。北は北海道から南は九州まで列島を縦断し、関東圏では大会場で4公演。衰えを知らぬ絶大な人気ぶりを見せつけるようなツアー日程。その中で本作の横浜公演は、イの一番となる初日でした。そんなショウを記録した本作は「超」の付く極上サウンド。本作だけのオリジナル録音なのですが、本当に凄い。ダイレクト感たっぷりな芯は力強くも美しく、繊細な鳴りはディテールまで鮮やか。ヘッドフォンで耳を澄ませば、ほんのりとした会場音響にも気づきますが、それさえも曇りや濁りにはならず、まるで公式ライヴアルバムのように端正。むしろ、この鳴りによってスティーヴ・ルカサーのギターは艶々した金属光沢で輝き、サイモン・フィリップスのドラミングは一層ダイナミックに、故マイク・ポーカロのベースは躍動感を増している。さらに驚くのはヴォーカル。ボビー・キンボールの美声は歌詞の1語ではなく、1音節ずつ感じ取れる詳細さを誇り、多彩なアンサンブルやぶ厚いコーラスが重なってもクリアさが微塵も揺るがない。当時より機材の進んだ現代であってもそうそうお目にかかれないレベルの超・名録音なのです。そのクオリティで描かれるのは、結成25周年の超豪華セット。目眩くグレイテスト・ヒッツなのはもちろんですが、そこに『THROUGH THE LOOKING GLASS』収録のカバー曲もまぶされる。ボブ・マーリーの「Could You Be Loved」、THE TEMPTATIONSの「I Can't Get Next To You」、そして故ジェフ・ポーカロに捧げられたスティーリー・ダンの「Bodhisattva」。現在の40周年ツアーで復活した「While My Guitar Gently Weeps」を除けば、このツアーだけの美味しいレパートリーがたっぷり。25周年ツアーは公式作品『LIVE IN AMSTERDAM』にも残されているわけですが、本作はセットが異なる。「Could You Be Loved」「Stop Loving You」「White Sister」といった曲は、公式ライヴ盤でも聴けないレパートリー。そのすべてを超極上サウンドで楽しめるわけです。そんなセットを演じるパフォーマンスも素晴らしい。もちろん、TOTOのショウですから常に恐ろしく完成度が高いわけですが、25周年ならではのアレンジが豪華絢爛。2つの必殺メドレーは圧巻で、特にオープニングの「Girl Goodbye」から「Good Bye Eleanor」「Child's Anthem」「I’ll Supply The Love」と畳みかけていく迫力はもの凄い。その息もつかせないラッシュに観客は驚喜。もちろん、本作は超極太な演奏音が主役の座を1ミリも譲らないのですが、その演奏を装飾するような大歓声の波が会場を蠢いていく。ステール感たっぷりの演奏と相まって、何とも巨大なスペクタクルを描くのです。そして、ボビーのよく伸びるヴォーカルにペイチが歌声を重ね、マイクがメロディックにベースを絡ませる。この事実自体が今となっては懐かしく胸が熱くなる。そのアンサンブルを極上サウンドで全身に浴び、浸しきれるライヴアルバムなのです。まだデヴィッド・ペイチが一時引退することもなく、マイクも健在。そこにボビーまで揃っていた2002年の来日公演。その現場を開演前のBGMからパンフレット販売の終演アナウンスまで超・極上サウンドで完全体験できる大傑作ライヴアルバムです。事実としてはオーディエンス録音ですが、クオリティはサウンドボードどころか公式ライヴ盤にさえ匹敵する1本。 Live at Pacifico Yokohama Hall, Yokohama, Japan 3rd December 2002 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(74:42) 1. Intro.2. Girl Goodbye 3. Good Bye Eleanor 4. Child's Anthem 5. I'll Supply The Love 6. Could You Be Loved 7. Gift With A Golden Gun 8. While My Guitar Gently Weeps 9. Bodhisattva 10. Africa 11. David Paich Keyboard Solo 12. Stop Loving You 13. Steve Lukather Guitar Solo 14. Waiting For Your Love 15. Georgy Porgy 16. Lion 17. Hydra 18. English Eyes Disc 2(67:26) 1. Simon Phillips Drum Solo 2. I Won't Hold You Back 3. Rosanna 4. Afraid Of Love 5. Hold The Line / Can't Get Next To You 6. Home Of The Brave 7. White Sister Steve Lukather - Guitars & Vocals David Paich - Keyboards & Vocals Mike Porcaro - Bass Simon Phillips - Drums Bobby Kimball - Vocals Tony Spinner - Guitars & Vocals John Jessel - Keyboards & Vocals
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  1. 2019/04/23(火) 23:29:10|
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Toto トト/Tokyo,Japan 12.17.2002


Toto トト/Tokyo,Japan 12.17.2002
結成25周年ツアーを日本にも届けてくれた2002年のTOTO。お笑いコントまで飛び出した超・個性派ライヴを記録した極上オリジナル録音が登場です。そんな唯一無二のライヴがあったのは「2002年12月17日:東京国際フォーラム」公演。その一部始終を真空パックした傑作オーディエンス録音です。同じツアーの大名盤『YOKOHAMA 2002』も同時リリースとなりますので、まずは当時の日程からショウのポジションを確かめておきましょう。 ・12月3日:パシフィコ横浜 『YOKOHAMA 2002』・12月4日:Zepp Sendai・12月5日:盛岡市民文化ホール・12月7日:月寒グリーンドーム・12月9日:東京国際フォーラム・12月10日:東京国際フォーラム・12月12日:名古屋市公会堂・12月14日:大阪厚生年金会館・12月15日:Zepp Fukuoka ・12月17日:東京国際フォーラム 【本作】以上、全10公演。列島を縦断する大規模ツアーだったわけですが、特に関東圏では横浜2回+国際フォーラム3回の徹底ぶり。そんな日本公演の最初と最後というわけです。 【個性的な極上サウンド】 そんな東京最終日を記録した本作は、実に素晴らしいオーディエンス録音。本作だけのオリジナル録音でして、ド迫力な芯と端正な鳴りを併せ持った希有なる逸品。まず、再生機の性能に挑戦してくるような低音に驚く。ファットでたっぷりとした手応えが素晴らしく、故マイク・ポーカロのベースがブンブンと唸り、心音のようなサイモン・フィリップスのバスドラが五臓に轟き、六腑を揺らす。特にサイモンがバスドラを連打しようものなら、心拍数までハネ上がる。オーディエンス録音の低音はともするとスカスカになったり、過剰入力でビビる事も少なくないのですが、本作はそのどちらでもない。豊かなままド迫力なのです。その低音を突き抜けてくる中高音はさらに素晴らしい。特に手応えたっぷりのオンな中音域。距離がほとんど感じられず、密着感まで醸している。しかも、空気感の透き通り方もハンパではない。正直なところ、地響きのような低音のバランスは理想とちょっと違うために超絶盤『YOKOHAMA 2002』には半歩及ばない。しかし、その美麗な中高音とダイレクト感は「まるでサウンドボード」と言いたくなる名録音なのです。 【冗談ソングにコントまで飛び出した最終公演】 そんなサウンドで描かれるショウは、2002年の来日公演でもメモリアルな一夜。セットは基本的に共通しており、25周年の豪華なグレイテスト・ヒッツが並び、そこに当時の最新作『THROUGH THE LOOKING GLASS』のカバー曲も実にカラフル。公式作品『LIVE IN AMSTERDAM』でも聴けない「Could You Be Loved」「Stop Loving You」「White Sister」もしっかりと楽しめます。その上で、本作を特別にしているのはリラックスしたムード。大規模な日本ツアーを成功させた安堵感からか、演奏に余裕がある。それが端的に現れるのは各所の遊び。ルカサーのギターソロでYESの「Roundabout」のイントロが出てくるのは他公演でもやっていましたが、さらに続けて「日本のスタッフに感謝してる。日本語のフォークソングを書いたんだ」と言い出す。そして、弾き語りで歌うのが「Ohkii-chimpo-san」。あまり平仮名にしたくない曲名ですが、歌詞もこの通りのジョーク・ソング。ルカサーは「Ready! Come on!!」と盛んに唱和を誘いますが、いやちょっとそれは……(苦笑)。もう1つ、とんでもないのが本編セット最終盤。必殺の「Hold The Line」がブレイクしてメンバー紹介していくわけですが、ルカサーの番になったところで、この日はデヴィッド・ペイチ発案のコントが始まるのです。これが妙に本格的。通訳の日本語アナウンスが入るのですが……「紳士淑女の皆さん、お知らせです。このステージの上に危険人物がいます。どうぞパニックを起こさないでください。客席以外のセキュリティの皆さん、彼を連行してください。お願いします」ここで会場にはサイレンが鳴り響き、ルカサーが「大きいぃぃチ○ポさぁん♪」と歌ってる。そして、警官がルカサーに迫ると「スティーヴ・ルカサーはこの事態を回避するために、2人のマーシャルアーツ・ガードを雇うことにしました」の日本語アナウンスが流れ、「Smoke On The Water」でルカサーの逮捕劇が描かれていくのです。ほぼほぼドリフなコントですが、日本側のスタッフも照れもなくノリノリでやっている。外タレ公演ではユーモアが英語でわかりにくいことも多々ありますが、このコントは日本語なのでジョークもムードもビビッドに分かる。その一言一言まで超クッキリとした極上サウンドで楽しめるのです。セッション・ミュージシャンとしても高名な技巧派集団でありつつ、学生時代からのファミリー感覚も魅力のTOTO。その事を改めて思い出させてくれるライヴアルバムの大傑作です。25周年の豪華絢爛なショウだけでなく、超貴重にして可笑しいフルショウをサウンドボード・レベルのダイレクト感で味わえる1本。数千以上のライヴ記録を扱って参りましたが、こんなライヴアルバムは他にない。しかも、極上。唯一無二の超個性盤。 Live at Tokyo International Forum, Tokyo, Japan 17th December 2002 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(79:46) 1. Intro / Girl Goodbye 2. Goodbye Eleanor 3. Child's Anthem 4. I'll Supply The Love 5. Could You Be Loved 6. Gift With A Golden Gun 7. While My Guitar Gently Weeps 8. Bodhisattva 9. Africa 10. David Paich Keyboard Solo incl. 99 11. Stop Loving You(Tony Spinner: Vocal) 12. Steve Lukather Acoustic Guitar Solo incl. Roundabout 13. Luke's Japanese Folk Song 14. Waiting For Your Love 15. Georgy Porgy 16. Lion 17. Hydra 18. English Eyes Disc 2(69:46) 1. Simon Phillips Drum Solo 2. I Won't Hold You Back 3. Rosanna 4. Afraid Of Love 5. Hold The Line 6. A Short Play feat. Smoke On The Water / Can't Get Next To You 7. Home Of The Brave 8. White Sister Steve Lukather - Guitars & Vocals David Paich - Keyboards & Vocals Mike Porcaro - Bass Simon Phillips - Drums Bobby Kimball - Vocals Tony Spinner - Guitars & Vocals John Jessel - Keyboards & Vocals
  1. 2019/04/23(火) 23:27:51|
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Nickelback ニッケルバック/Tokyo,Japan 2019 IEM Matrix Ver


Nickelback ニッケルバック/Tokyo,Japan 2019 IEM Matrix Ver
ニッケルバックの2019年来日ツアーより、ツアー最終日となる2/9東京・日本武道館公演を極上音質のマルチIEMマトリクス音源にて完全収録。バンドメンバーが使用しているそれぞれバランスの異なるIEM(イン・イヤー・モニター)複数と、レーベルオリジナルの極上音質オーディエンス・マスターをミックスすることにより、ステレオ・サウンドボード音源に比肩する超絶クリアーな音質を実現。メンバーの聴いているクリック&カウントが入っていますが、それ以外はオフィシャル・サウンドボード音源級の音質です。付属するDVDにはこの日のショウを西側スタンド席から撮影した映像を収録。視界を遮る障害物もほぼ無く、ストレス無くショウを楽しむことができます。音声部にはCDにも使用されているマルチIEMマトリクス音源を採用しているため、音質的にも大満足な内容です。大盛況の武道館公演を最高の音質と映像で収録したメモリアル・アイテム!ファン必携の一枚です!! ★2019年2月9日、日本武道館におけるライヴ・レコーディング ★マルチIEMマトリクス録音◆Recorded Live at Nippon Budokan, Tokyo, Japan - 9th February 2019 [ORIGINAL MASTER : MULTIPLE IEM MATRIX RECORDING] (Disc 1) 01. Intro 02. Feed the Machine 03. Woke Up This Morning 04. Photograph 05. Far Away 06. What Are You Waiting For? 07. Something in Your Mouth 08. Where Do I Hide 09. Hero 10. Figured You Out 11. Someday (Disc 2) 01. Lullaby 02. Animals 03. When We Stand Together 04. Rockstar 05. Gotta Be Somebody 06. How You Remind Me Encore: 07. Million Miles an Hour 08. Burn It to the Ground (DVD) 01. Intro 02. Feed the Machine 03. Woke Up This Morning 04. Photograph 05. Far Away 06. What Are You Waiting For? 07. Something in Your Mouth 08. Where Do I Hide 09. Hero 10. Figured You Out 11. Someday 12. Lullaby 13. Animals 14. When We Stand Together 15. Rockstar 16. Gotta Be Somebody 17. How You Remind Me Encore: 18. Million Miles an Hour 19. Burn It to the Ground
  1. 2019/04/23(火) 23:26:16|
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Janet Jackson ジャネット・ジャクソン/Tokyo,Japan 2.11.2019 IEM Matrix Ver


Janet Jackson ジャネット・ジャクソン/Tokyo,Japan 2.11.2019 IEM Matrix Ver
ジャネット・ジャクソン、4年ぶりの来日公演。二夜連続で行われた日本武道館公演より、公演二日目となる2/11のショウを極上音質のマルチIEMマトリクス音源にて完全収録。ジャネット及びバンドメンバーが使用しているそれぞれバランスの異なるIEM(イン・イヤー・モニター)複数と、レーベルオリジナルの極上音質オーディエンス・マスターをミックスすることにより、ステレオ・サウンドボード音源に比肩する超絶クリアーな音質を実現。さらに、付属するDVDにはこの日のショウをステージ真正面となる南スタンド席から撮影した映像を収録。視界を遮る障害物もほぼ無く、ストレス無くショウを楽しむことができます。音声部にはCDにも使用されているマルチIEMマトリクス音源を採用しているため、音質的にも大満足な内容です。今年はロックの殿堂入りも決まり、名実ともにレジェントと呼ばれるに相応しいジャネットの最新ライブ・パフォーマンス!大盛況の武道館公演を最高の音質と映像で収録したメモリアル・アイテム!ファン必携の一枚です!! ★2019年2月11日、日本武道館におけるライヴ・レコーディング★マルチIEMマトリクス録音 Recorded Live at Nippon Budokan, Tokyo, Japan - 11th February 2019 [ ORIGINAL MASTER : MULTIPLE IEM MATRIX RECORDING] (Disc 1) 01. Intro 02. The Skin Game (Part 1) 03. The Knowledge 04. BURNITUP! 05. Nasty / Feedback 06. Miss You Much / Alright / You Want This 07. Control / What Have You Done for Me Lately / The Pleasure Principle 08. Interlude #1 09. Love Will Never Do (Without You) 10. When I Think of You / All For You 11. All Nite (Don't Stop) 12. When We Oooo 13. Doesn't Really Matter 14. Interlude #2 (Disc 2) 01. Come Back to Me / Let's Wait Awhile 02. I Get Lonely 03. Any Time, Any Place 04. What's It Gonna Be?! 05. No Sleeep / Got 'til It's Gone 06. That's the Way Love Goes 07. So Much Betta 08. Throb 09. Together Again 10. Interlude #3 11. What About 12. You Ain't Right 13. If 14. Scream 15. Rhythm Nation 16. Made For Now (DVD) 01. Intro 02. The Skin Game (Part 1) 03. The Knowledge 04. BURNITUP! 05. Nasty / Feedback 06. Miss You Much / Alright / You Want This 07. Control / What Have You Done for Me Lately / The Pleasure Principle 08. Interlude #1 09. Love Will Never Do (Without You) 10. When I Think of You / All For You 11. All Nite (Don't Stop) 12. When We Oooo 13. Doesn't Really Matter 14. Interlude #2 15. Come Back to Me / Let's Wait Awhile 16. I Get Lonely 17. Any Time, Any Place 18. What's It Gonna Be?! 19. No Sleeep / Got 'til It's Gone 20. That's the Way Love Goes 21. So Much Betta 22. Throb 23. Together Again 24. Interlude #3 25. What About 26. You Ain't Right 27. If 28. Scream 29. Rhythm Nation 30. Made For Now

  1. 2019/04/23(火) 23:24:01|
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Queen クィーン/Canada 1978 Upgrade


Queen クィーン/Canada 1978 Upgrade
“JAZZ TOUR”の北米レッグから生まれた名作録音がブラッシュ・アップ。その名作録音に記録されているのは「1978年12月14日バンクーバー公演」。その極上オーディエンス録音です。“JAZZ TOUR”と言えば、伝統の公式盤『LIVE KILLERS』を産んだツアーでもあるわけですが、それは1979年の欧州レッグ。本作はその前の北米レッグを代表する名作録音です。その辺の位置関係をイメージするためにも、当時のスケジュールを振り返ってみましょう。●1978年・10月28日-11月9日:北米a(8公演)《11月10日『JAZZ』発売》・11月10日-12月20日:北米b(27公演)←★ココ★ ●1979年・1月17日-3月1日:欧州(28公演)・4月13日-5月6日:日本(15公演)《6月22日『LIVE KILLERS』発売》・8月18日:SAARBRUCKEN OPEN AIR出演 これが“JAZZ TOUR 1978-1979”の概要。『JAZZ』の発売日で北米レッグを切り分けましたが、基本的にはひと続き。本作はその後半となる「北米b」の23公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した録音の登場は、まさに衝撃でした。30年近くを経た2006年に新発掘されたマスターで、とんでもなく強烈なサウンドが一世を風靡した。何よりも凄いのはクリアさ。ぶ厚く力強い芯がグイグイと迫るパワフル・サウンドでありながら、その輪郭がえらくビビッド。会場音響も吸い込んではいるものの、真っ直ぐ届く芯から目に見えないオーラのように立ち上るだけで、ディテールもエッジも曇らない。この「北米b」と言えば、古くからモントリオール録音とシカゴ録音が2トップとして君臨してきた(『DEFINITIVE MONTREAL 1978』『DEFINITIVE CHICAGO 1978』でお楽しみ頂けます)わけですが、その間に入り込み、一気に「3大録音」に登り詰めてしまったのです。それだけの衝撃発掘だけに当店でもプレス2CD『CANADIAN ASSAULT』としてリリース。もちろん、大人気のうちに完売・廃盤となりました。本作もまた、その衝撃マスター。最新・細心リマスタリングで磨き上げ、録音の可能性を最大限に引き出した決定盤なのです。そのポイントは「ヌケ」。この録音の旨みと言えば、サウンドボードばりのダイレクト感と力強さ。しかし、その鳴りはもう一歩のところで止まっており、突き抜ける爽快感に届きませんでした。そこで、本作では各音域ごとに鳴りを整理。空気感が一層透き通り、もともと記録されていた芯やディテールの鮮やかをハッキリ感じられるように仕上げたのです。その効果は絶大。音圧稼ぎをしているわけでもないのに、芯はより凛々しくキリッと引き締まり、エッジも実にシャープ。シンバルの残響に金属光沢まで感じる輝きのサウンドを実現したのです。そのサウンドで描かれるのは、全盛期へまっしぐらに駆け上がっていくQUEENの大熱演。基本セットは『LIVE KILLERS』に準じるわけですが、公式作では削られてしまった4曲「Somebody To Love」「If You Can't Beat Them」「It's Late」「Fat Bottomed Girls」もたっぷりと楽しめ、さらにアナログ4面の枠からも解放されたコンサートの自然な流れも絶品。ショウ中盤のギターソロからジャムにテープチェンジによるカットがありますが、それ以外は異様なほど安定したサウンドで、異常な高音質が終始続くのです。そのフルショウは先述のモントリオール録音とシカゴ録音でも楽しめたわけですが、本作はさらにノリにノッたフレディにも出逢える。北米レッグの終盤なために声に疲れを感じる曲もなくはないものの、グイグイと引っ張るテンションが素晴らしい。実際、本作には現場の盛り上がりを正直に吸い込んでおり、その熱狂がまた凄い。もちろん、力強い演奏音や歌声を邪魔しはしませんが、近くの観客から遠く遠くに蠢く声援に至るまで熱狂の温度と広さが尋常ではない。その1粒1粒がクリアなために遠近感もシッカリと感じられ、それが1万5,000人以上が集った“パシフィック・コロシアム”のスケール感を醸してもいるのです。「Now I'm Here」で渾身の声で叫ぶ観客のリアリティ……。まさに上り調子のバンドだけが引き起こす熱い会場に全身を浸しきれるライヴアルバムなのです。先に決定盤として生まれ変わった『DEFINITIVE MONTREAL 1978』『DEFINITIVE CHICAGO 1978』に続き、残されていた「3大録音」最後の一角。「北米版のLIVE KILLERS」となる名作群がブラッシュ・アップ完了です。3本コレクションするも良し、本作から聴き始めるも良し。全盛の80年代に向けてアクセルべた踏み状態のQUEENを極上サウンドで楽しめる大傑作ライヴアルバムの誕生です。 Live at PNE Coliseum, Vancouver, BC, Canada 14th December 1978 TRULY PEREFCT SOUND Disc 1 (63:39) 1. Intro 2. We Will Rock You (fast) 3. Let Me Entertain You 4. Somebody To Love 5. If You Can't Beat Them 6. Death On Two Legs 7. Killer Queen 8. Bicycle Race 9. I'm In Love With My Car 10. Get Down, Make Love 11. You're My Best Friend 12. Now I'm Here 13. Spread Your Wings 14. Dreamers Ball 15. Love Of My Life 16. '39 Disc 2 (52:58) 1. It's Late 2. Brighton Rock 3. Drum Solo 4. Guitar Solo 5. Jam 6. Fat Bottomed Girls 7. Keep Yourself Alive 8. Bohemian Rhapsody 9. Tie Your Mother Down 10. Sheer Heart Attack 11. We Will Rock You 12. We Are The Champions 13. God Save The Queen
  1. 2019/04/23(火) 23:22:23|
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Queen クィーン/France 1979


Queen クィーン/France 1979
衝撃……もう、それしか言葉が出てこない。驚きを超えて震えが起こる衝撃の新発掘です。これまで「存在する」とだけ噂されつつ、コアなコレクターでさえ聴くことのなかった幻の録音。その全貌が遂に、遂に、明かされる日がやってきました。その幻音源が記録されたのは、今からちょうど40年前となる「1979年2月17日リヨン公演(フランス)」。そう、伝統の公式ライヴ作『LIVE KILLERS』収録日の1つとされるライヴをフル収録したオーディエンス録音なのです。その事情をご説明するためにも、まずは『LIVE KILLERS』を生んだ“JAAZ TOUR”の全景から振り返ってみましょう。 ●1978年・10月28日-11月9日:北米a(8公演)《11月10日『JAZZ』発売》・11月10日-12月20日:北米b(27公演)●1979年・1月17日-3月1日:欧州(28公演)←★ココ★・4月13日-5月6日:日本(15公演)《6月22日『LIVE KILLERS』発売》・8月18日:SAARBRUCKEN OPEN AIR出演 これが“JAAZ TOUR 1978-1979”の全体像。この中で『LIVE KILLERS』のために収録が行われたのは「欧州」レッグでした。この公式作は何公演ものテイクを組み合わせた編集作という事が知られていますが、まだその全容は解明されていない。1曲1曲で異なるだけでなく、1曲内でも組み合わせる込み入った編集が行われており、しかも当時のオーディエンス録音も出揃っていないので検証も進まないのです。ここで現在、知られている検証結果をご紹介しますと…… ○ロッテルダム(1月30日):God Save the Queen ○フランクフルト(2月2日):Killer Queen、Bicycle Race、’39、Bohemian Rhapsody、Tie Your Mother Down、We Will Rock You、Get Down, Death on Two Legs(一部)、Make Love(一部)、Love of My Life(一部) ○チューリッヒ(2月4日):I'm in Love with My Car ○バルセロナ(2月20日):Death on Two Legs(一部)、Get Down, Make Love(一部)○パリ(2月27日):We Are the Champions、Love of My Life(一部)○パリ(2月28日):Brighton Rock(一部) ○パリ(3月1日);Get Down, Make Love(一部)、Brighton Rock(一部)●リヨン(2月17日):Dreamer's Ball、Keep Yourself Alive、Don't Stop Me Now、Brighton Rock(一部) ○不明:We Will Rock You(fast)、Let Me Entertain You、You're My Best Friend、Now I'm Here、Spread Your Wings、Sheer Heart Attack ……と、このようになっています。実は資料によって異なる記述もあり、これで断定しているわけでもありません。(一部)や未だに手がかりもない「不明」曲の多さをご覧いただければ、その検証の難航ぶりを実感していただけると思います。そして、この中でフランクフルト公演に次いで多いのが本作のリヨン公演(資料によっては、上記4曲の他に「I’m In Love With My Car」「Get Down, Make Love」「You’re My Best Friend」「Now I’m Here」もリヨン公演としているものもあります)。まさに『LIVE KILLERS』の要となるコンサートなのです。先述の通り、このショウの録音は存在が噂に上るだけだったのですが、それが本作。そこまでの貴重録音だけに聴けるだけでありがたいクオリティ…………ではない! 開演パートで歪みがあるものの、それも最初だけ。1曲目「We Will Rock You (fast)」の中盤にはもう改善し、クリアな音世界が姿を現す。そこからショウが進むほどに良くなっていき「Somebody To Love」に至る頃には、見目麗しく艶やかでさえある。実のところ、中盤「Don't Stop Me Now」と次曲「Spread Your Wings」冒頭では劣化と思われるノイズもあるのですが、それもすぐに持ち直します。そして、大部分を占める美麗パートのレベルが高い。もちろん、サウンドボード的な密着録音ではありませんが、空気感が透き通っており、力強い芯が手元まで真っ直ぐ届く。マスター鮮度も絶品で、伸びる歌声にも歪みがほとんどなく、フレディが歌う歌詞の1語1語までハッキリ分かる。新発掘の衝撃や『LIVE KILLERS』うんぬんを抜きにしても“JAAZ TOUR”でも指折りの傑作録音なのです。そんなサウンドで描かれるショウこそが衝撃。『LIVE KILLERS』の分析はあまりに荷が勝ちすぎるので断言は避けさせていただきますが、上記した曲の中でも聞き覚えのあるフレーズや歌声にハッとし、熱狂の中で体験する感慨が胸に熱くなる。そして、聞き覚えのない曲では逆に初めて耳にする歌い回しやソロがライヴ名盤のアナザーバージョンのようであり、MCの一言一言に至るまで新鮮なのです。それ以上に実感するのがショウ自体の素晴らしさ。フレディはノリにノッていて気持ちよく伸びる声も絶品ですし、引っぱられるように演奏も気合い十分。初めてのライヴ盤に向けた情熱が燃え上がるショウなのです。そして、その熱演を目の当たりにした会場も盛大に盛り上がり、曲間で沸き上がる熱狂も大合唱もぶ厚い。さすが『LIVE KILLERS』の要となるだけの事はある。QUEENも観客も大充実のショウなのです。遂に全貌が明らかになったリヨン公演。本作の登場により、『LIVE KILLERS』の解析も一気に進むでしょう。「不明」曲も解消されるかもしれません。そんな新発掘の衝撃に加え、“JAAZ TOUR”の名録音を新たに知る喜び、『LIVE KILLERS』の現場を本生体験できる感動をくれる1本です。名盤の裏側を探索するにも超一級の資料ですが、それと同時に“JAAZ TOUR”の名演を開演から「God Save The Queen」まで素晴らしいサウンドで体験できるライヴアルバムでもある。まさに「衝撃」としか言いようのない。ライヴ本番から40周年の2019年2月に起きた奇跡の新発掘。 ★世界初登場音源。『LIVE KILLERS』のテイクが収録された公演です。それがオーディエンス録音で聴ける・・・! Palais des Sports, Lyon, France 17th February 1979 Disc 1 (68:06) 1. Intro. 2. We Will Rock You (fast) 3. Let Me Entertain You 4. Somebody To Love 5. Fat Bottomed Girls 6. Death On Two Legs 7. Killer Queen 8. Bicycle Race 9. I'm In Love With My Car 10. Get Down Make Love 11. You're My Best Friend 12. Now I'm Here 13. Don't Stop Me Now 14. Spread Your Wings 15. Dreamers Ball 16. Love Of My Life 17. '39 Disc 2 (48:42) 1. It's Late 2. Brighton Rock 3. Guitar & Drum Solo 4. Brighton Rock(reprise) 5. Keep Yourself Alive 6. Bohemian Rhapsody 7. Tie Your Mother Down 8. Sheer Heart Attack 9. We Will Rock You 10. We Are The Champions 11. God Save The Queen
  1. 2019/04/23(火) 23:20:53|
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Soft Machine ソフト・マシーン/FL,USA 2019


Soft Machine ソフト・マシーン/FL,USA 2019
プログレッシヴ・ロックの歴史に巨大な足跡を残した伝説の名門、SOFT MACHINE。昨年、最後の来日公演を行った彼らの最新・極上ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「2019年2月6日CRUISE TO THE EDGE」公演。新たなる傑作録音の名産地とされている船上イベントを記録した極上オーディエンス録音です。今回のツアーは“50TH ANNIVERSARY TOUR”と題されつつ、その終了と共にロイ・バビントンとジョン・マーシャルが引退すると告知。事実上のラスト・ツアーなのです。そして現在、その最後の歩みも最終盤に向かっている。まずは、そんな彼らの2018年/2019年を振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。●2018年・7月7日+8日:北米#1(2公演)・7月28日-31日:日本(6公演)《8月15日『HIDDEN DETAILS』発売》・9月6日-19日:欧州#1(10公演)・10月6日-23日:北米#2(14公演)・11月3日-12月16日:欧州#2(11公演) ●2019年・1月23日-2月6日:北米#3(12公演)←★ココ★・3月8日+22日:英国(2公演)これが現在までに公表されている日程。“CRUISE TO THE EDGE”は「北米#3」の最後に設定されたショウ。SOFT MACHINEは「2月5日(屋外甲板)」と「2月6日(屋内ホール)」の2回ステージを行っており、本作は後者です。当初「ツアーは2019年2月に終了」とアナウンスされていましたが、現在は3月に英国2公演が追加。恐らく、その2公演が最後となると思われます。そんなカウントダウンに入ったショウを記録した本作は、まさに極上のオーディエンス録音。“CRUISE TO THE EDGE”と言えば、極上録音が毎年生まれる事で知られており、今年もPFMの名作が大好評真っ最中で、今週はYES編も同時リリースとなります。本作は、そのSOFT MACHINE編であるだけでなく、こうした傑作群の姉妹作でもある。実は、いずれも同じ録音家“Lostbrook”が発表したコレクションなのです。この人物は昨年も“CRUISE TO THE EDGE”に参加しており、CARL PALMER'S ELP LEGACYの傑作録音でも注目を浴びたテーパー。船上イベントも熟知した業物録音なのです。実際、本作のサウンドは端正であり、深い。船内ホールのせいか距離感がまるでなく、密着するようなダイレクト感が絶品。その芯はタイムラグなしに届き、繊細なディテールも鮮明なまま耳元に飛びこむ。それでいて、鳴りには気品がある。ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りは聴き取れないレベルなのですが、無意識下に作用するような音響が鳴りと艶やかにしているに違いない。サウンドボードばりではあっても、PAサウンド丸出しとは違う艶やかな感触がとにかく美しいのです。そのサウンドで描かれるショウは、あの素晴らしき日本公演と似て非なるもの。日本ではゲスト参加した名手ゲイリー・ハズバンドは同行せず、メンバー4人によるアンサンブルがソリッド。そして、セットも若干異なっている。当店では、日本最終日の傑作『OSAKA 2018』もご紹介しましておりますが、日本では1日2公演で昼夜でセットを大きく変えて38曲を収録していました。本作はその両公演の中間といった感じ。最終作『HIDDEN DETAILS』のタイトル曲や「Fourteen Hour Dream」も演奏しつつ、その間に70年代のレパートリーをたっぷり畳みかける。『THIRD』の「Out-Bloody-Rageous」、『SIX』の「Chloe And The Pirates」「Gesolreut」、『SOFTS』の「Tales Of Taliesin」「Song Of Aeolus」……。特に「Gesolreut」は先述の『OSAKA 2018』でも聴けなかったナンバーです。そして、ハイライトはジョン・マーシャルのドラムソロをフィーチュアした一大メイドレー。「The Relegation Of Pluto」で幕を開け、ソロを交えながら「Tarabos」「Sideburn」と展開していく。このドラムソロが凄い。手数やフレーズのバラエティもさることながら1打1打がとにかく重い。そのパワーは、77歳という年齢も信じられなければ、引退間際とも思えない。そして、メドレーのハイライトに配された「Hazard Profile Part 1」へと雪崩れ込む瞬間のスリル。そのすべてが極上サウンドで機微までじっくりと味わえるのです。本作のショウをもって2月のツアーは終了し、残すところ母国2公演のみ。その2公演が極上録音として残るかは神のみぞ知るところですが、とりあえず本作は確実に残った。最後の最後まで輝いて終わろうとしているのがビビッドに伝わる極上のライヴアルバム。 Live at Pacifica Theater, Royal Caribbean Brilliance Of The Seas, En Route from Tampa, Florida to Key West, Florida, USA 6th February 2019 TRULY PERFECT SOUND (66:23) 1. Intro (Michael Sadler) 2. Hidden Details 3. Chloe And The Pirates 4. Out-Bloody-Rageous 5. Band Introduction 6. Tales Of Taliesin 7. Song Of Aeolus 8. Gesolreut 9. Fourteen Hour Dream 10. Medley : The Relegation Of Pluto / Tarabos / Sideburn / Hazard Profile Part 1 John Etheridge - guitar Roy Babbington - bass John Marshall - drums, percussion Theo Travis - saxophone, flute, piano
  1. 2019/04/23(火) 23:19:16|
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Yes イエス/FL,USA 2019


Yes イエス/FL,USA 2019
50周年の来日公演が大団円を迎えたYES。その直前に行われた船上イベントの極上ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「2019年2月7日CRUISE TO THE EDGE」。その大傑作オーディエンス録音です。当店では、重鎮YESの50周年ワールド・ツアーを開始直後からレポートしてきましたが、日本はその最終地でもありました。まずは、その全景からショウのポジションを確かめておきましょう。●2018年・2月3日-9日:CRUISE TO THE EDGE《50TH ANNIVERSARY TOUR 2018》・3月13日-25日:英国(10公演)・3月27日-30日:欧州(3公演)・6月5日-7月28日:北米(35公演) ●2019年・2月4日-9日:CRUISE TO THE EDGE ←★ココ★・2月19日-24日:日本(5公演)これが2018年/2019年のYES。50周年ツアーは丸1年をかけて行われたわけですが、そのメインは2018年の春ー夏。その後、しばらく間を開け、2019年は“CRUISE TO THE EDGE”と日本公演だけでした。そして、この2019年編の特徴は大名盤『危機』の完全再現。2018年は基本的に50周年の特別セットではあっても再現なしの通常スタイルでしたが、日本を控えてアルバム再現を再開させたわけです。そんな“CRUISE TO THE EDGE”では「2月7日」と「2月8日」の2回ステージがあり、本作は今年初演となった「2月7日」編を完全収録したライヴアルバムなのです。そして、ポイントなのはクオリティ。“CRUISE TO THE EDGE”は、例年さまざまなバンドの極上録音が登場しており、現在は傑作の名産地ブランドとして知られている。本作もまたその期待に違わぬ名録音。何よりも素晴らしいのは、オンでダイレクト感たっぷりな芯と安定感。とにかく細部まで克明なサウンドがグイグイと目の前に突きつけられるのです。特に圧倒的なのは低音。ベースはアタックのゴリゴリ感も鮮やかで、それが連なるラインもくっきりとしていれば、グルーヴを生み出す細やかなヴァイヴも波形が見えるほどに鮮明。もちろん、低音だけが飛び抜けているわけではなく、中音域の鳴りも手触り級なら高音の伸びも美しい。厳密に言えば、空気感の透明度の点で今週同時リリースされる日本公演の超傑作『TOKYO 2019 1ST NIGHT』『同2ND NIGHT』には及ばないものの、普通に考えれば十二分に「まるでサウンドボード」と呼ぶに相応しい。実際、今まさに世界中のマニアが嬉々として楽しんでいる話題の録音であり、間違いなく“50周年ツアー”でも世界屈指の名録音なのです(逆に言えば、日本の両作がいかにズバ抜けすぎているかが分かる。世界のマニアが知れば驚喜することでしょう)。そんなサウンドで描かれるのは、日本公演のプロトタイプとでも言えそうなショウ。セットは基本的に日本前半の3公演と酷似しており、イベントの都合で「Yours Is No Disgrace」がないだけです。ただし、日本ではトニー・ケイ登場の曲でもあったので少々残念ですが……。そのトニーが登場するのは「No Opportunity Necessary, No Experience Needed」。実は、このショウこそ49年ぶりに演奏された最初の日。トニーの登場に盛大な喝采が沸くものの、イントロが始まると途端に静まり返る。観客たちは明らかに戸惑っており、記憶の中から曲名を探している。ビシッと揃った手拍子で迎えた日本とは違い、終始「聞いたことあるけど……この曲、何だっけ?」というムードに包まれているのも非常にリアルで面白いのです。素晴らしかった日本公演の前哨戦でもあった“CRUISE TO THE EDGE”。名産地に相応しい傑作録音であり、世界中のマニアが再び再現された『危機』や「No Opportunity Necessary」に歓喜している名録音。 Live At Pacifica Theater, Royal Caribbean Brilliance Of The Seas, En Route from Tampa, Florida to Key West, Florida, USA 7th February 2019 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(75:22) 1. The Firebird Suite 2. Parallels 3. Sweet Dreams 4. Fly From Here Part 1: We Can Fly 5. Nine Voices (Longwalker) 6. Clap 7. Madrigal 8. Close To The Edge 9. And You And I 10. Siberian Khatru Disc 2(27:06) 1. Introduction of Tony Kaye 2. No Opportunity Necessary, No Experience Needed 3. Roundabout 4. Starship Trooper Steve Howe - guitar, vocals Alan White - drums Geoff Downes - keyboards, vocals Jon Davison - vocals, acoustic guitar, percussion Billy Sherwood - bass, vocals Jay Schellen - drums Tony Kaye - keyboards (Special Guest)
  1. 2019/04/23(火) 23:17:57|
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Yes イエス/Tokyo,Japan 2.22.2019


Yes イエス/Tokyo,Japan 2.22.2019
結成50周年の特別ツアーで日本を訪れたYES。その極上オリジナル録音が登場です。そんな本作に収められているのは「2019年2月22日:東京ドームシティホール」公演。その極上オーディエンス録音です。西日本編をセットした傑作ライヴセット『NAGOYA & AMAGASAKI 2019』をご紹介しましたが、いよいよ満を持しての東京編。それも『TOKYO 2019 2ND NIGHT』との同時リリースです。まずは、コレクションを日程で整理しておきましょう。・2月19日『NAGOYA & AMAGASAKI 2019』Disc 1-2・2月20日『NAGOYA & AMAGASAKI 2019』Disc 3-4・2月22日:東京ドームシティホール 【本作】 2月23日『TOKYO 2019 2ND NIGHT』・2月24日:東京ドームシティホール本作は東京初日にして、全体でド真ん中にあたる3公演目。名古屋・大阪に続き、『危機』完全再現に沸いたコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、まさに極上のオーディエンス録音。先日の『NAGOYA & AMAGASAKI 2019』も見事でしたが、本作も凄い。何よりも素晴らしいのはクリスタル・クリアに輝くような空気感。リアルな喝采からスタートするのでサウンドボードと間違えたりはしませんが、いざ演奏が始まるとオンな芯が真っ直ぐに届き、ディテールまでクッキリ鮮明。ヘッドフォンで耳を澄ませばほんのりうっすらと会場音響もまとってはいるのですが、それが曇りや濁りにならない。高音は綺麗に伸び、中音域も手応えたっぷり。PAからの出力音が間近に拾われつつ、極々わずかなホール鳴りが一層美しく彩っている。そして、低音もえらく鮮明でビンビンと唸るベースのアタックも1つひとつまで克明。YESミュージック特有の“音が降り注ぐ”感覚だけはキッチリ味わわせてくれつつも、客録らしからぬクリスタル・クリア録音なのです。そのサウンドで描かれるのは大名盤『危機』を軸とした50周年の特別ショウ。名古屋・大阪と同じセットで、2部構成+アンコールの形態もゲスト参加も同じです。ポイントを整理しますと…… ●第一部(ディスク1) 通常コンサート形式ながらレア曲が満載。「We Can Fly」「Yours Is No Disgrace」は2012年以来ですし、レアな「Parallels」「Sweet Dreams」「Nine Voices (Longwalker)」「Madrigal」もたっぷり披露される。どのアルバムにも偏ることなく、さまざまな時代からセレクト。代表作・代表曲をあえて外しても名曲だらけであり、懐かしくも新鮮。いかに彼らが良い曲を書き続けてきたが分かるセットです。特に目玉なのはラストの大作「Yours Is No Disgrace」。ゲストのトニー・ケイが登場して会場は大喝采。演奏面で凄いソロを披露する……わけではありませんが、この盛り上がりがノリの良い曲想にぴったりで、ショウの一区切りに相応しいムードたっぷりです。思いっきり左右にパンするワウギターのステレオ感も豪快で、思わずオーディエンス録音という事実を忘れるほどです。 ●第二部(ディスク2) 大名盤『危機』パート。曲順までそっくり再現します。ここで注目なのは方々で大絶賛を浴びているアンアンブル。2014年にも再現ショウを行いましたが、今回はサポート・ドラマーのジェイ・シェレンが大活躍。2016年にアラン・ホワイトが手術のために一時離脱したのを機にYESへ参加するようになり、現在もショウのほとんどを叩いている。元HURRICANE、BADFINGER、ASIA、GPS等といった経歴が並ぶ実力派で、その実力は折り紙付き。しかも、参加から3年が経っており、楽曲の理解度もアンサンブルのこなれ方も申し分ない。あくまで正規メンバーはアランですが、その演奏力は現在の好評ぶりの原動力になっているのです。 そんなシェレンを迎えての『危機』は東京でも見事。ビル・ブルーフォードを思わせる手数とセンスを誇りつつ、ロックらしいダイナミズムも聴かせてくれる。ただし、最後の「Siberian Khatru」ではスツールをアランに譲っています。 ●アンコール(ディスク2) 最後は、全曲トニーが加わってのお祭りムード全開な3曲「No Opportunity Necessary, No Experience Needed」「Roundabout」「Starship Trooper」。ここでの目玉は、何と言っても本邦初公開の「No Opportunity Necessary」。単に日本初というだけでなく、今年になって演奏されるようになった曲(49年ぶり)であり、まだ“CRUISE TO THE EDGE”と日本でしか披露していない激レア曲でもあります。しかも、これが非常に良い。スリリングなシンセ・イントロからかっ飛ばし、会場をグイグイと巻き込んでいく。事前に予想していた観客は少なかったと思われますが、軽快なビートに盛大な手拍子も沸いて盛り上がる。これまで演奏してこなかったのが不思議なくらいにアンコールにピッタリとハマッているのです。そして、アランも参加しての「Roundabout」「Starship Trooper」。ここに来て登場する必殺曲に盛り上がらないわけがない。「No Opportunity Necessary」で熱くなった会場がさらに加熱して大団円を迎えるのです。すべてセットが異なっていた東京3DAYS。その中で、今回もっともポピュラーだった『危機』再現ナイトを極上サウンドで真空パックした大傑作ライヴアルバムです。レア曲の旨みたっぷりな第1部、現在の演奏力を見せつけるような『危機』再現、そしてゲストも美味しい大団円のアンコール。50周年ツアーだからこそのショウ、ぜひ本作でたっぷりとご堪能ください。 Live at Tokyo Dome City Hall, Tokyo, Japan 22nd February 2019 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (48:33) 1. The Firebird Suite 2. Parallels 3. Sweet Dreams 4. Fly From Here, Part I: We Can Fly 5. Nine Voices (Longwalker) 6. Clap 7. Madrigal 8. Yours Is No Disgrace Disc 2 (73:24) 1. Close to the Edge 2. And You and I 3. Siberian Khatru 4. No Opportunity Necessary, No Experience Needed 5. Roundabout 6. Band Introductions 7. Starship Trooper Steve Howe - guitar, vocals Alan White - drums Geoff Downes - keyboards, vocals Jon Davison - vocals, acoustic guitar, percussion Billy Sherwood - bass, vocals Jay Schellen - drums Tony Kaye - keyboards
  1. 2019/04/23(火) 23:16:45|
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Queen クィーン/WA,USA 1977 Upgrade


Queen クィーン/WA,USA 1977 Upgrade
素晴らしき“A DAY AT THE RACES TOUR”を代表するライヴアルバムの大名盤がブラッシュ・アップ。その代表作が記録されたのは「1977年3月13日シアトル公演」。その超極上オーディエンス録音です。『A DAY AT THE RACES』がリリースされたのは1976年12月ですが、ツアーが始まったのは年の改まった1977年1月から。1977年と言えば、“NEWS OF THE WORLD TOUR”も絡んできますので、2つのツアーをまとめて振り返り、ショウのポジションを確認してみましょう。 ●1977年 “A DAY AT THE RACES TOUR”・1月13日-3月18日:北米#1(40公演)←★ココ★・5月8日-6月7日:欧州#1(19公演)《10月28日『NEWS OF THE WORLD』発売》 “NEWS OF THE WORLD TOUR”・11月11日-12月22日:北米#2(26公演) ●1978年・4月12日-5月13日:欧州#2(20公演) これが成功の階段を駆け上がっていた1977年の概要。“A DAY AT THE RACES TOUR”は攻略すべきアメリカから始まりましたが、本作のシアトル公演はその「北米#1」の終盤37公演目にあたるコンサートでした。このショウは、何よりも超極上録音が存在する事で有名。アナログ時代から『P.N.W.』『DUCK SOUP』といった名盤が愛され続けてきた定番中の大定番なのです。本作もまた、そんなショウから生まれた極上オーディエンス録音であり、今から10年前に発掘された“A DAY AT THE RACES TOUR”の最長・最高峰となる名録音。その登場は衝撃でした。LPになる前の大元リール・マスターからデジタル化された鮮度は究極的で、アナログ盤には未収録だった「A Day At The Races Intro」「Tie Your Mother Down」「Stone Cold Crazy」「Keep Yourself Alive」も登場。あまりの音の良さに「本当はサウンドボードだ」「アナログとは別録音じゃないか?」「LED ZEPPELINの1975年シアトル録音と同じテーパーかも知れない」等々、さまざまな憶測まで飛び交った。そのいずれの説も頷けてしまうほどに強烈で、裏側を探らずにいられないほどに奇跡的なサウンドだったのです。当店では、その名録音を『A DAY AT SEATTLE』としてご紹介しましたが、瞬く間に完売・廃盤。本作は、それほどの超・決定録音をさらに最新・細心リマスターで磨き込んだものなのです。そのポイントはサウンドボード感。先述のように「実はSBD!?」と言われるほどクリアで鮮やかだったわけですが、やはりホール鳴りは明らかにオーディエンス録音。そこで本作はそのホール鳴りを抑え、1音1音をディテール・アップ。音圧は整える程度で無闇に上げてはいないのですが、輪郭がビビッドになったことで一層オンで間近に感じる。特にフレディの歌声やピアノは耳元に直接流れ込む密着感を湛えており、本当にサウンドボードのようなダイレクト・サウンドに仕上がっているのです。もう1つのポイントは、艶やかさ。実のところ、この録音は(非常に高いレベルの話ですが)高音が強いことでも知られており、高音がピークに達するとキツい。特に歌詞の「サ行」がキンキンして感じられたのです。本作では、そんな高音も個別に調整。音質を損ねないレベルで全体バランスを整えているのです。そんなサウンドで描かれるのは、素晴らしき“A DAY AT THE RACES TOUR”の世界。このツアーは新進気鋭の若いバンドから大物バンドへと成長していく過程にあり、その後に大定番化していく「Somebody to Love」といった人気曲が増量。「Brighton Rock」や「Bohemian Rhapsody」もフル演奏し始めている。それでいながら「The Millionaire Waltz」「You Take My Breath Away」「White Man/The Prophet's Song」「In The Lap Of The Gods...Revisited」といった美味しい曲も満載。脳がクラクラするような爆テンションというわけでもないのですが、次から次へと繰り出されるカラフルな名曲ラッシュだけで圧倒されるのです。惜しむらくは最後の「God Save The Queen」に届かず、録音が終了してしまう事。しかし、それ以外に欠点らしい欠点がまるで見当たらない。ここまでの奇跡サウンドで、これほど長尺に“A DAY AT THE RACES TOUR”を楽しめるライヴアルバムは他にない。そんな歴史的名録音の史上最高峰を更新する1本です。「A DAY AT THE RACES時代を聴くなら、まずはコレ」となる大名盤。 ★「A DAY AT THE RACES」ツアーで最も高音質なのは本盤です。★(リマスターメモ)かなりの高音質ながら、ホール鳴り感が有るので抜けを良くしました。 Live at Seattle Center Coliseum, Seattle, WA, USA 13th March 1977 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1 (42:50) 1. A Day At The Races Intro. 2. Tie Your Mother Down 3. Ogre Battle 4. White Queen 5. Somebody To Love 6. Killer Queen 7. The Millionaire Waltz 8. You're My Best Friend 9. Bring Back That Leroy Brown 10. Brighton Rock 11. Guitar Solo 12. Brighton Rock(reprise) Disc 2 (59:56) 1. '39 2. You Take My Breath Away 3. White Man 4. The Prophet's Song 5. Bohemian Rhapsody 6. Stone Cold Crazy 7. Keep Yourself Alive 8. Liar 9. In The Lap Of The Gods...Revisited 10. Now I'm Here 11. Big Spender 12. Jailhouse Rock / Saturday Night's Alright For Fighting / Stupid Cupid / Be Bop A Lula
  1. 2019/04/23(火) 23:15:24|
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