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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/LA,USA 1978 Upgrade


Rolling Stones ローリング・ストーンズ/LA,USA 1978 Upgrade
今でこそ「SOME GIRLS: LIVE IN TEXAS 78」というオフィシャルの素晴らしい映像アイテムのおかげで簡単に1978年アメリカ・ツアーが観られるようになりましたが、それまではまともな映像が存在しなかったツアーでもあります。そんな状況が長らく続いていた時代、かろうじてツアーの模様を垣間見させてくれたのがニューオリンズ公演。会場にあった備え付けカメラか、あるいはニュース用にスタンド席から三脚を立てて撮影したようなワンカメのビデオ映像が出回っていたのです。貴重な78年ツアーの一日を捉えた映像には間違いなかったのですが、いかんせん遠いアングルだった上に、カメラ内蔵のマイクで録音されたとおぼしき音声はボヤボヤな音像。今だからこそ言えますが「かろうじて映像として存在している」ということに価値が見いだせるような映像でした。それとは別に、当然ながら同日のオーディエンス録音二種類存在します。最初の音源「recorder 1」は以前からトレーダー間に出回っていたのですが、そこでは「Respectable」以降にダビングを重ねたことで混入されてしまったと思しきノイズが入るなど、リスニング上のストレス甚だしい状態だったことから、到底アイテム・リリースが望める様なレベルではなかったのです。ところが近年になって、別音源でなおかつマスターからコピーされた「recorder 2」ファースト・ジェネレーションが出回り、さらにはマニアによってリマスターが施されたバージョンまで現れたのです。よって複数のバージョンが存在したニューオリンズ公演二つ目のオーディエンス録音ですが、今回のリリースに際してメインに使用したのはStonyRoadを名乗る人物がネットにアップしたバージョン。もちろんファースト・ジェネレーションとは言えど元の録音状態はかなり粗削りなもの。しかし「recorder 1」では抜け落ちていた「Beast Of Burden」に「Happy」もしっかり収録されたことでリリースに値するレベルの音源だと言えましょう。確かに粗削りな音質ではあるものの、音像が相当にオンで迫力は十分、ちょっと1970年代のラジオ放送のライブ音源を思い起こさせるような質感かと。もちろんアナログ・ブート・チックな古めかしい音質には変わりありませんが、もはやビデオ音声のボヤボヤな録音とは次元が違いすぎ。よってイコライズは施していませんが、それ以外の問題を緻密にレストア。まず最大の問題であったピッチの激しい狂いが徹底的にアジャストされたことによって、極端に聞きやすくなっています。しかしそれだけではありません、StonyRoadがアップした際に手を加えられていたいくつかの問題もしっかりとアジャスト。中でもこの日の目玉であったラストの「Street Fighting Man」未収録という一番の問題に関しては、同音源をリマスターしたMarko Remasterバージョンにて補填。さらにStonyRoadは「Sweet Little Sixteen」を「recorder 1」のロージェネ・コピー(これが音質的には圧勝だが一曲しか流通せず)であったVGP「ANY PORT IN STORM」Disc-2のバージョンに差し替えていましたが、これまたMarko Remasterバージョンで元に戻しています。結果として「recorder 2」二つのバージョンのいいとこどりをすることによって最高の状態へとまとめあげました。しかし何と言っても衝撃的なのが、この日のストーンズの演奏の白熱ぶり。何と言ってもミックが絶好調で、しょっぱなから飛ばし気味だったところ「When The Whip Comes Down」でブーストがかかってしまったかのよう。そこに加えてバンドも暴走する演奏が壮絶!これぞ1978年ツアーという激しさが、この一曲からだけでも圧巻のテンションで迫ります。おまけにその演奏もこの日のスタート地点でしかなく、その後もミックを始めとしたハイパー・パフォーマンスが強烈。「Beast Of Burden」のようなバラードでもミックは絶叫しまくり、パンクを意識したことで有名な「Lies」や「Respectable」になるといよいよ大爆発。ここまでは激しくも十分に78年ツアーらしい光景だった訳ですが、何が凄いってこの日のミックは「Far Away Eyes」でも奇声を発するほど。これってそんな曲でしたっけ?笑 確かに同曲はストレートなロック・ナンバーやバラードのキラーチューン「Beast Of Burden」、そして大ヒット「Miss You」といった派手めな曲が居並ぶ中にポツンと置かれたカントリー・ソング。後にこれがオーディエンスに受けなかったことをミックが後悔していましたが、ここスーパードームのような巨大な会場になるとなおさらだったのでは。その苛立ちを表わすかのように奇声を発し、なおかつ力んだ歌を聞かせていたのです。こうした演奏の強烈さ、あの映像のボヤボヤ音声からは到底伝わってこなかった。そして78年ツアーらしい暴走ショーの一日を締めくくったのは7月初の「Street Fighting Man」。この曲と言えば演奏の終盤でサウンドボードの録音が終わってしまう6月のパサイックのイメージが強いですが、演奏のテンションはこちらの方がはるかに上。それどころか78年ツアーにおけるベストだと断言できるほど。繰り返しますが粗い音質ではあります。しかし、その粗さがこの日の暴走気味な演奏にマッチしているのも事実。78年ツアー好きマニアならこれはたまらない! Live at Superdome, New Orleans, Louisiana, USA 13th July 1978 Disc 1 (58:04) 1. Let It Rock 2. All Down The Line 3. Honky Tonk Women 4. Star Star 5. When The Whip Comes Down 6. Beast Of Burden 7. Lies 8. Miss You 9. Just My Imagination 10. Shattered Disc 2 (46:01) 1. Respectable 2. Far Away Eyes 3. Love In Vain 4. Tumbling Dice 5. Happy 6. Sweet Little Sixteen 7. Brown Sugar 8. Jumping Jack Flash 9. Street Fighting Man
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  1. 2018/11/20(火) 00:53:50|
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